特別コラム3【排泄のケアに向き合う:世代を超えた学びと高齢者の排泄の現実】

※こちらは排泄育児コースのLINEグループにて会話にのぼったテーマをコラムVerにカスタムした内容です。

【排泄のケアに向き合う:世代を超えた学びと高齢者の排泄の現実】

昨年から隣の市の公民館にて母の学習イベントの主催があり、
「性と生のお話し会」というテーマで講師をさせていただいております。

その時に、昨年まで「NPOでまちがど保健室」というのをやっていらっしゃった
元養護教諭のご婦人と出会いました。
(まさかの御年80歳だそうです)

とにかく日本の小中高生に性教育の大切さをず~~と説いていた方で、
もちろん私より、もうかなり年季の入った方。

でもその方にも私のお話を聞いていただき、
「全く同じベクトルで性教育を捉えている人ですね」と
「本当にあなたのお話は、素晴らしい」とおっしゃっていただき、
さらに自信になったモロイ。
なのですが、
その中で、「老人と排泄」の話になりました。

いわずもがな、介護施設でも多くあるのが、排泄の確保問題。
もちろん人がいないってこともあるだろうけども、時間で管理されるのが普通。
管理外では、紙おむつ内でするということが前提になる。

そして、天災等で被災された地域での高齢者の排泄の確保問題についても
お話を聞いたんです。

やっぱり確実に足りなくなるのが、食料・水・トイレです。

でもニュースでは一番取り上げられるのが水。
これはいいとしても、食べると出すは一緒のはずなのに、どうも出すに関してはなおざり。

高齢者にはこれがトイレですよと言わんばかりに、紙おむつが手渡されるそうです。
ボケて無くてもですよ?
え?って思いますよね。

被災してるからそういう場合じゃないってことか?
国からは紙おむつが支給される。

私もその事実は初めて知りまして、驚愕しましたが、
でも、被災されていない幸せな家庭でも、
同じことが子どもには巻き起こっています。

やっぱり排泄すること、これは人間として絶対的に確保してもらいたい部分。
人権とか固いこと言わない。

食(水と食べ物)=排泄(トイレ)

やっぱり大事だなって、、、心底思います。

布おむつだろうと、おむつなし育児だろうと
それは1つのツールに過ぎず、もちろんそれを選択してくれているだけ
ありがたいですが、「排泄の大切さ」という視点があるかどうかも
とても大事なんじゃないかなと思うのです。

だから、もし紙おむつという選択肢しかなかったとしても
そこは意識や寄り添いでカバーできれば
また違った排泄の向き合い方ができる、というのが

救いとしてはあるのじゃないかとも思います。

目次