「うちの子、朝なかなか起きられないんです」
そう相談されることは、とても多いです。
でも実は、その子たちに共通する“ある特徴”があります。
それが
「朝に排泄のリズムがない」
もしくは
「排便のタイミングが安定していない」ことです。
排泄がバラバラな子の特徴
- 朝起きてもぼーっとしている
- 食欲が安定しない
- 便が出る時間が毎日違う
- 便意に気づきにくい(逃しやすい)
- 1日が常に忙しい
こういう状態の子は、生活リズムは表面的には整っていても
カラダの内側のリズムがズレていることが多いのです。
なぜ「朝うんち」が重要なのか
朝でなければ絶対にダメ、ということではありません。
ただ、1日のはじまり(午前中)に排泄のリズムがあることは、
体内時計と自律神経の連動という意味で、とても大きな意味を持ちます。
朝の排泄は、
- 起床(たっぷりと朝日を浴びてセロトニンを分泌)
- 食事(朝ごはん)
- 腸の動き
この3つが連動して起きます。
これはつまり、体内時計と自律神経がしっかり連動しているサインです。
逆に言えば、ここがズレていると、自律神経も乱れやすくなります。
起立性調節障害とのつながり
起立性調節障害は、体質だけでなく、
生活リズムと自律神経のバランスが大きく関わります。
だからこそ、
- 朝起きられない
- だるい
- 頭が働かない
という状態と、排泄リズムの乱れは実は切り離せません。
ここでよくある誤解!
「じゃあ朝うんち出せばいいんでしょ?」というのもまた違います。
出させることが目的ではありません。
大切なのは、決まった時間に無理に出すことではなく、
自然に出るリズムがカラダの中にあるかどうかです。
kuccaの視点
kuccaでは、
- 便意を感じられているか
- 出すタイミングが安定しているか
- 我慢と解放のバランス
ここをとても大切にしています。
これは単なるトイトレではなく、からだのリズムとコントロール力を育てる関わりです。
だからこそ、幼少期においてのトイトレがとても大事になるわけです。
排泄のリズムは、大きくなってから無理やり整えるのが難しい部分です。
そのため、思春期になってから整えようとしても難しく、
結果として不調として表面化しやすくなります。
でも幼少期なら、
- 生活リズム
- 食事
- 関わり方
で、自然に育てていくことができる。
そしてそれは、自律神経の土台にもつながっていきます。
kuccaのコースでもお伝えしているのは、「排泄のやり方」ではありません。
- 体のサインを感じる力
- リズムを作る生活
- 自分でコントロールできる力
これらを、日常の中で育てていく方法です。
結果としてそれが、起立性調節障害のような不調の
予防の一枠にもなっていくわけです。
もちろん、すべてを防げるわけではありません。
でも、カラダはちゃんと積み上がります。
朝うんちが出る体は、ただそれだけで終わらない。
その奥には、整ったリズムと、動けるカラダがあります。
そしてその土台の上に、心の安定も乗ってくるのです。

