おむつ交換を嫌がる本当の訳とは 手放す 信じるということ

私も排泄講師という役目でお客様の相談を聞いてきてから16年ばかりが経ちます。

その中で、もうこれは1つの子どもの成長の証なんだなと思うようになってきた、こどものサインがあります。

親として、この表出された出来事に対する方法は、たった1つしかないかもしれない。
と、そう思えるお話です。

***

よくこんなシーンがあると思います。

おしっこが出ておむつが濡れている、もしくはパンパンになっている。
明らかにおしっこは出たはずの子に優しい気持ちで
『おしっこ出たね、交換して、気持ちいいしよう♪』
なんて良かれと思って歩み寄っても
『ないっ!してない!』と子どもは反発する。

明らかに尿意を感じて、身体が揺れている。
お股を触っている。これは確実におしっこだ。
『むずむずするね~おまる持ってこようか?』
圧を抜いて、歩み寄ろうと頑張る母をよそに
『出ない!おしっこじゃない!』
と突っぱねる子。

そしていずれも、結果は同じ。

おむつにはどんどんたまっていき、更には洋服に漏れる。
お着換えする、洗濯ものが増える。
じゃ~と出ちゃって、床掃除。

おいおい、、、オ―――――イ‼(怒)
それはないでしょうよ~~言ったじゃないか~(涙)

と、まあこんなシーン。ありますよね。
私のことかと思ったと思う方、たくさんいると思います(笑)

でも、これ、きっと子どもは、全部わかっているんです。
(ただしわかっていない子もいるんでその場合は対処がいくつもありますので、そこはまた別の話しですが、今回は、わかっている子の場合の話し)

特に、ニヤッとしてる子、その後なんとなくお母さんに甘える子
申し訳なさそうな行動をとる子、テヘペロ顔をする子。
様々ですが、こういう子たちはわかっています。

わかっているけどやらない。やれない。
子どもにとっては、素直にやってはいけないのだ!
という何かがあるような気がします。

それはなぜか。

きっと一旦親には、モロモロ手放してほしいのだと思います。

もちろんこれって排泄に限らずで、排泄の事を考えなくなればいいって話だったり、親の圧を抜けばいいってことじゃなく、生活全般、人生全般の話し。

おむつ交換をイヤイヤするとか、そういう時は決まって
『親がいろんな思いを一旦手放すトキ』なのです。

手放してくんなきゃ、あたしおしっこおまるでしないからね!
ってことです。

何ということでしょうか。
ここまで積み上げてきなのに、一旦手放す?
いやいやいや、後退するんじゃ?意味がなくなるんじゃ?
そんな不安が親には出てくると思います。

だから、ある意味試されている。

その根っこに隠れているのは、「子どもを信じること」「こどもの権利を腹の底から理解すること」なのではないかと思います。

手放し、寄り添い、信じる

これを試されているということ。

でもね、
手放し、寄り添い、信じる
↑やたらと耳障りはいい言葉ですけど、私からしたら
要は我慢せい!母!ってことと同じやんって思います。

一旦とまれ!!我慢し、忍耐強く、この状況をかみしめろ
ってことです。

はああ、そんなこと言われても、なかなか出来ません。

出来ませんよね、わかります。
私もできない1人でした。
いや、今でもその葛藤の渦にいます。なんなら引き続きエンドレスで

この葛藤は続いております。

でも、長男は春に高校3年生。いよいよ大学受験の学年になります。
もう子育ても終盤に差し掛かっています。

そんな我が子たちの排泄育児から思春期を経て、思うのがココに詰まっているなとも、痛感する1人でもあります。

朝日新聞にこんなコラム記事がありました

介護の必要はそれほどなかったが、亡くなる3ヶ月前からおむつを着けるようになった。
「もうオムツを替えた方がいいんじゃないの?」と夫に言うと、
「出てないと拒否」。ズボンの上からさわると、ずっしり重さを感じるほど出ている。
このままだとズボンをぬらしてしまう。ついカッとなった。脱いだオムツを「これでも出てないの!」と床にたたきつけた。

透明のゼリーが飛び散った。夫は黙って始末した。

その後ろ姿を見たとき、初めて涙が出た。

「病気なのには、なぜこんなひどいことをしてしまったのか」

朝日新聞より

これは介護の話しですが、なぜか子育てのシーンと重なります。

大人と子ども、子育てと介護。
違うようで私は一緒だと思っていて、
きっとこどもも全部わかっているんです。
(尿意などまだ理解できていない場合もありますが、、、)

わかってるけど言われたくない。
言われたくないが、しない(できない)。
きっとこどももこんな心境なんだろうと思います。

もちろんそんな色々を考えているわけじゃないとは思うのですが、
シンプルなようで複雑なことは子どもだってある感情なのかなと。

では、そういう時にどうすればいいか。
これはもう方法論ではない気がするんですよ。

冒頭でも書きましたが、これは1つの子どもの成長の証。

では、あきらめたらいい?
放置しといたほうがいいの?

どちらも違う気がします。

まさに、手放しと信頼。
そういうものが必要なフェーズなのだと思います。

自分の想いを一旦置いてみる
やらせてみる
結果がわかっていても、予想通りでも、
そこから見えてくるもの、作られるもがあると思います。
それが信頼関係なのかなとも思います。

委ねる。様子を見る。
こういう方法って、モヤっとするし、すっきり解決することではないんだけど、そういう解決法もあるんじゃないかなと、私は思います。

kucca大学・お母さんが楽になる!...
404: ページが見つかりませんでした | kucca大学・お母さんが楽になる!トイトレ完了コース 布おむつのお店kuccaの店長であり、排泄育児研究家であるモロイサエコの送るkucca大学。その中でも特に排泄育児に特化したコースがこちらの排泄育児コースとなります。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次