
声がけが難しいです。
どんな声がけがいいかわかりません。
セリフのように一辺倒になっている気がします。
自分の声がけが効果あるのか微妙です。
こんなお悩み相談が、近年とても多いですね。
皆さんもあるある~って思ったのではないでしょうか。
でも気持ちわかりますよ。
毎日のことですから、しかも1日1回ではない排泄。
この声がけでいいのかな、、、って悩む方多いかと思います。
今月のマンスリーコラムでは、ズバリ!
この声がけについて、徹底的に解剖しちゃいます。
〇声がけの目的とは
〇声がけの落とし穴
〇声がけのコツ
この3本に絞ってお話ししますね。
講座級の内容にしておりますので、楽しんで読んでね~!
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まず1つ目の《声がけの目的》
排泄の自立では、快不快を育てることが長期的な目的としてとても大事だということを
お伝えしていますが、この快不快の形成の大前提となることが
『排泄自体が気持ちよく快適でなければならない』のです。
とすると、声がけの目的は《ポジティブにすること》なのです。
ここで皆さん少し目を閉じて(文字を読まないでってことですw)考えてみましょう。
じゃあどうしたらいいか。
どういう声がけがいいか。
*******ハイ!考えましたか?
一番簡単に刻み込んで欲しいです。
つまり《叱る》《つまらなくなる》というネガティブになることを言わなければいい
ということになります。
ポジティブな声がけが一体どういうものかわからない
この気持ちわかります。実はそれはつまりそういう声がけの方が多いからです。
だからこそ、迷うということもあるでしょう。
そうなると逆を考えて注意していけば簡単。
《叱る》《つまらなくなる》というネガティブになることを言わなければいい
これだけです。
もちろん、こころに余裕が無くて、つい!ってことはあります。
人間ですからね。
でも、必ずリカバーしてください。そのままにしない。
なんで漏らすのよ!(怒)
ってなっても、必ずポジティブで終わらせればいいんです。
まずはこれを徹底的にしていけばOKです。
怒らないけど毎回同じセリフ
これもつまらないですね。
毎回同じ話聞いてて皆さんは面白いですか?w
ちょっと言葉尻を変えてみる。
ちょっと雰囲気変えてみる。
ちょっと場所を変えてみる。
言う人を変えてみる。
色々変えれば、つまらなくならなくなります。
そういうイメージでまずは、目的を定めてやってみてください。
2つ目は《声がけの落とし穴》
叱るはしないけど、褒めてます~!
って方も、結構多いかと思います。
特におむつなし育児に理解が深い人は、お漏らししても全然大丈夫っす!って方は
多いかと思いますが、実は「正しく褒める」という行為は、もしかしたら叱ることを制御するより
難しいかもしれません。
冒頭で、『排泄自体が気持ちよく快適でなければならない』と言いましたので、
褒めてテンション上げることも、快適につながりますから、本来褒めるはとても大事な声がけです。
が、過剰に褒めることは実は危険をはらんでいます。
これが落とし穴!!
褒め過ぎると、人間、そのこと自体が”快滴”になってしまうんですね。
快のすり変わりが起きてしまうということ。
本来は、排泄すること自体が快適であるべきことが、過剰に褒めることを続けることで、
排泄の快より、褒められることが快になっていくようになってしまうんです。
そうなると、、、どんどん失敗できなくなる環境を無意識に作っていることになってしまいます。
そしてできないことに落胆が出始めて、負のスパイラルに突入します。
子どもはみな従順です。そして、個性でより従順な子はもっと。
褒められることが快になっていかないように、褒めることが大事になってきます。
児童精神科医の佐々木正美先生(こどもへのまなざし著)も、この点については
述べていらっしゃいます。
”過剰に褒めることで(過剰に叱ることも同じ)、特に従順な子ほど、敵意や攻撃の感情を出せず、意識が内に向かいやすい”
👆こうなるとどうなるか
つまり、自分のbeingを認めることが難しくなったり、快不快から分化する感情の感覚が出せなくなったり、見つめられなくなったりするんですね。
敵意や攻撃の感情はしばし、イヤイヤ期、思春期と言ったターニングポイントで必ず出てくる正しい価値観ですが、
一方で現代はこれが無い方が良きとされている始末です。
一見育てやすそうに見えたり、実際に楽だったりとあるかもしれませんが、これは本当なら恐ろしいこと。
褒めて育てる
というキーワードに乗りすぎて、自分の都合いいように捉えて推進していくと、
とんでもないことになるとはこのことですね。
これは特に排泄の自立に限ってではないですが、こと排泄に自立においては見られやすい傾向。
しっかりと注意していきたいですね。
そして、最後は《声がけのコツ》
じゃあどうしていけばいいのさ!ってところですよね。
言葉では簡単に書いちゃいますがw
とどのつまり
『冷静に今ある現状をみて、母がどう感じたか声に出して伝えてみる』
『今の状況がどうだったか聞いてみる』
これを繰り返していただければ問題ないです。
10カ月です。
聞いてみるって言ったって、返事は来ませんけど?
って思った方もいるかもしれませんが、そこはコミュニス捉えましょう。
「すっきりしたかな?」って聞いて
「うん」なんて言えるのは2歳くらいじゃないと難しいかもしれません。
しかし、必ずしも、そこに返答が必要と思っているのは親だけです。
しゃべれなくても、しゃべっているし、感じているし。
だからこそ私はコミュニスという考え方を大事にしてほしいなと思っています。
『冷静に今ある現状をみて、母がどう感じたか声に出して伝えてみる』
『今の状況がどうだったか聞いてみる』
言葉じゃ簡単です。
それは百も承知ですが、ぜひ皆さんも改めて考えてみてください。
〇声がけの目的とは
〇声がけの落とし穴
〇声がけのコツ
それぞれを肚落ちさせたら、声がけってな~んだ!こういうことか!
というところになると思いますよ♡



