2025年3月 【排泄育児「見る」と「観察する」の違い】

〜子どもの排泄サインを見極めるには?〜

子育てをしていると、「子どもをよく見ましょう」と言われることが多いですよね。
特に布おむつ育児やおむつなし育児では、子どもの排泄サインを見極めることが大切だとも言われます。

でも、こんな風に思ったことはありませんか?

「ずっと見てるけど、排泄のタイミングは正直分からない」
「観察しているけど、うまくいっている感触が無い」
「ずっと見続けるのは無理です!」

実は、ここで大切なのが 「見る」と「観察する」の違い です。
この違いを理解すると、子どもの排泄のタイミングは格段につかみやすくなりますよ。

目次

「見る」と「観察する」はどう違う?

ズバリ!一番の違いは、「仮説があるかどうか」です。

すごく簡単に表現するので、言葉が強かったらごめんなさい。
「見る」というのは = ただ目で追っているだけの状態です。
特に考えずに、子どもの様子を眺めている状態。 
「観察する」というのは = 知識を基に自分なりに仮説を立てて、その仮説を確かめるつもりで子どもを見ること。

例えば、「なんとなく子どもを見ている」だけでは、排泄のサインを見逃してしまいます。
一方、「おしっこをするときは、お腹に力が入るかな?」「そわそわし始めるのは、排泄の前かな?」と 簡単なものでいいので、仮説を立てながら 見ると、行動のパターンがわかってくるのです。

期待や願望ではなく、知識を基に観察しよう

ここで実は観察でも気をつけたいのは、「こうなってほしい!」という期待や願望を添えて子どもを観察しまうこと。

「そろそろおしっこ出てほしいな!」という気持ちで見ていると、
冷静な観察ができなくなります。子どもの自然なサインではなく、「自分がそう思いたいだけのサイン」を見つけてしまいがちです。
だからこそ、正しい知識を得たうえで、仮説を立てて観察する ことが大切なのです。

知識を得るには、まず赤ちゃんの排泄の仕組みや一般的なサインを学びましょう

例えば

〇新生児は約20分~1時間程度毎におしっこをする

こういった情報は、紙おむつの感覚でいると、わかり得ません。
故に、どの程度おしっこをしているかの予測が外れまくります。
これではタイミングは計れませんね。
おしっこはどうやって出るのか、何時泣いているのか、など
まず赤ちゃんの排泄の基本を知ると糸口が見つかりやすくなります。
また、おしっこの前にモゾモゾ動く、表情が変わることが多いなど、基本的なことを知っておくと観察しやすくなります。

〇我が子のサインを知る
サインとはベビーサインのようなものを連想しますが、もっと実務的です。
「うちの子は、起きた直後におしっこしやすいかも?」「抱っこすると落ち着くけど、その後に出ることが多い?」というように、子どもの行動を見ながら 「こうかな?」と思うものがある種のサインになります。

■仮説と照らし合わせる それが観察

ただ漠然と「見ている」だけではなく、「今の行動は仮説と合っているかな?」と考えながら観察します。うまくいかなくても、「違ったな」と思ったら、また別の仮説を立てればOKなだけ。これは失敗でも何でもありません。
「見ているのに分からない…」というときは、ただ眺めているだけになっ
ていないか振り返ってみましょう。

見るだけではなく、「仮説を立てて観察する」ことが大切! 期待や願望ではなく、知識をもとに考える! 仮説を確かめるつもりで、子どもの行動をじっくり見てみよう!

「観察する力」がつけば、子どもの排泄のタイミングもつかみやすくなり、おむつなし育児や布おむつ育児がもっとスムーズになりますよ。
焦らず、少しずつチャレンジしてみてくださいね!

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