睡眠と排泄は深い関係性にあることは皆さんもすでにご存知の事かと思いますが、
今月は東洋医学の観点から新しい方法のご提案も含めて
お話しできればと思います。
今やトイトレ完了コース以外でも非常に多い相談内容が
「子どもがなかなか寝てくれない」というお悩み。
布団に入ってから1時間、2時間とゴロゴロ……
ようやく寝たかと思ったら、夜中に何度も起きる。
そんな声をたくさん耳にします。
寝るまでに時間がかかるのも困るし、
朝までぐっすりじゃないことは不安になりますよね。
「睡眠の問題」と「排泄の問題」は密接に関わっているわけなので、
眠れていないことで、便秘やおねしょが起きやすくなります。
実際に、小児医療の現場でも「睡眠不足は自律神経を乱し、排便・排尿リズムにも影響する」と言われており、便秘や夜尿と関係づけて指導が行われることもあります。
また、「子どもの夜尿症治療ガイドラインでは、生活リズムの見直しが基本になる」
といった一文も実際にはあるほど、
睡眠と排泄は深い関係性にあるので、ここが乱れれば、身体の巡りも滞ります。
特に、排泄の自立を促したい時期には、質の良い睡眠は不可欠なのです。
子どもが眠れない原因は
では、この子どもが眠れない原因は何なのか。
これには「現代的な理由」もあります。
私自身は、わが子の入眠にそこまで悩むことはなかったのですが、
学びを重ねる中で、現代の子どもたちが眠りづらい理由に心当たりが出てきました。
それは、「気が上に上がっている」状態であるということ。
(これを東洋医学では《上熱火化》と言います)
つまり、頭がずっとフル稼働していて、カッカと熱をもっている状態です。
現代は情報があふれ、赤ちゃんでさえ日々多くの刺激を受けています。
スマホ画面、音、照明、大人の忙しさ……
それらがすべて「頭を使わせる要因」となり、子どもは知らず知らずのうちに
交感神経が優位なまま、夜を迎えてしまうのです。
また夜も明るいというのも実は人間にとってはとってもストレスなのです。
(電気で明るいという意味です)
さらに、子どもは本来「風の子」ではなく、実は「火の子」。
もともと頭に熱がこもりやすい性質を持っているともいわれます。
そんな子どもたちが眠りにくくなるのは、ある意味当然。
もちろん、だから仕方ないで済ませるわけにはいきません。
なぜなら、眠れないことで便秘がちになったり、おねしょが続いたり、
さらには、心の健やかな発達にも影響が出てしまうからです。
東洋医学の知恵「頭寒足熱」を味方につけよう
ここで登場するのが、東洋医学の基本原則である
「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という考え方です。
文字通り、頭を冷やし、足を温めることで、心身がリラックスする状態を作るというもの。
この状態になると、副交感神経が優位になり、入眠しやすくなると言われています。
「頭が熱くて寝られない」なら、「足を温めて熱を下げてあげる」ことが鍵。
難しく考えなくて大丈夫!!
つまりは、熱のバランスを下におろしてあげることが、
質の良い睡眠への第一歩なのです。
今日からできる「入眠のための足育て習慣」
眠る前のちょっとした工夫で、気を下げることはできますよ!
例えばこんな方法があります。
頭皮のブラッシング
これは女の子は機会が多そうですが、男の子でもぜひ
マッサージ程度にやってあげてみてください。
足裏のマッサージや軽くさする
難しく考えずに足の裏に刺激を送るだけでもいいんです。
★足湯
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特におすすめなのが「足湯」。
足元をしっかり温めることで、気が自然と下がり、頭の熱が抜けていきます。
我が家では、冬の寒い時期に子どもの足を手で包んであげるだけでも、
驚くほどスッと眠ってくれていました。
それが「頭寒足熱」だったと後から気づいて、腑に落ちたのです。
東洋医学では、足には「腎」「膀胱」「脾」など排泄に関わる経絡が通っているため、
足を温めることは排泄機能そのものを整えることにもつながると考えられています。
足つぼマッサージとかだと反射区を覚えるのも難しいですし、
なかなかハードルが高いと思いますが、
足湯は手軽にできる1つのツールになるのではないかなと思います。
また、西洋医学的にも、足を温めることで末梢血管が拡張し、
深部体温が下がって眠気が誘導されるというメカニズムも解明されています。
実際にこのトイトレ完了コースでも、何人かの方が足湯を取り入れ、
足湯の効果を実感しています。
足湯、本当におすすめですよ!
めぐりを促す足湯入浴剤
そんなわけで、kuccaでは排泄育児に取り組むご家庭こそ、
『足湯習慣』をぜひ取り入れてほしいと考えています。
寝る前じゃなくてもOKですよ!日中時間がある時、思い立った時いつでもOK。
5〜10分程度でも構いません。
大切なのは、「足を温める」という時間を日常に取り入れること。
難しいことを考えず、リラックスタイムとして取り入れるだけでも
忙しいあれこれから少し解放される。これが副交感神経を優位にさせますよね。
この度kuccaでは、東洋の植物のちからを活かした「足湯入浴剤」もご用意しています。
ヨモギ、杜仲葉、橘皮、桂皮、木瓜をブレンドし、
香りと温もりで全身のめぐりを整える処方です。
身体が緩めば、気持ちも緩みます。
気持ちが緩めば、ぐっすり眠れます。
そして、それが排泄の安定にもつながります。
眠ることと、排泄することは、どちらも「出す」こと。
だからこそ、深くつながっているのです。
排泄育児に「頭寒足熱」というシンプルで優しい知恵を、
ぜひ取り入れてみてくださいね。
足湯のアイテムをお探しの方は、kuccaの入浴剤もぜひチェックしてみてください^^
どれも難しいことではありません。
だからこそ、できることから一歩でいいので、やってみてください!
まずは今夜から、子どもの足をそっと包んでみてください。
それが、排泄育児の巡りを変える最初の一歩になるかもしれません。

