2025年1月【機能面を学ばせることと関係性の中で育むもの】

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やれないのかやらないのか

トイトレにおいて、子どもの《できない》には
2通りあるのを皆さんには伝えたいです。

ズバリ!

▶やらない
▶やれない
の2通りがあります。

  • おまるに座っておしっこが出来ない
  • うんちが出ているのに事後報告をしない
  • おしっこが出るタイミングではあるのにおまるを嫌がる

これらはよく聞く悩みです。
このような、「うちの子できない」という事例は
ほかにもたくさんあると思いますが、

◎おまるに座っておしっこをすることが機能的に出来ない
のか
◎気持ち的にやりたくない
のかでは、全く意味合いが変わってきます。

どちらも、細かい理由は様々ですが、まず大前提としてのカテゴリが、
「やらない」のか、はたまた「やれない」のかで、
アプローチ方法もガラッと変わります。

そこが嚙み合っていないと、一生懸命アプローチしても
結果が芳しくないこともありますし、逆に状況が悪化することもあります。

まずはこの2つのパターンがあることを認識できると良いと思います。

やれないとやらないの違いとは何か

では、それぞれを簡単にかみ砕いていくと
例えば“うんちが出ているのに事後報告をしない”
この状況で
「やれない」と「やらない」の違いはなにかを紐解いていくと、
『やれない』というのは、機能面で理解できなかったり、どうすればいいか
行動に紐づかない状況を指します。
カラダが理解していない状態です。

・うんちってなんだろうか?
・うんちが出た後どうするべきなのか?
・気持ち悪いってどういうことか?
・うんちが出たってどう伝えればいいのか?
等が、単純にわからない状態。
これが『やれない』という《できない》

では、『やらない』というのはどういうことかというと
・うんちはわかっているけどめんどくさい
・替えたらいいのはわかるけど優先度が低い(遊びがいい)
・なんとなく今やりたくない
・お母さんに言いたくない
など、本人の気持ちや意思を含んだ
『やらない』という《できない》

それぞれのアプローチ法

どちらも状況やぱっと見は《できない》状態ですが

『やれない』という《できない》

『やらない』という《できない》
は全く違います。

むしろ後者は、実は《できる》にすぐに転換することもあります。
しかし、『やらない』という《できない》を受け入れないと
どんどんと『やらない』は《絶対にしない》に変化することも。

ここまでくるとややこしくなりますので、ぜひ避けたいところ。

『やれない』という《できない》には簡単です。
順序を守って、諦めずに、淡々と機能面を教えてあげることです。

うんちやおしっこがなにか
どこからでてくるのか
出る前、出る時、出た後どうなるのか
どうしたらいいか(やり方など)
をゆっくり丁寧に教えてあげる、やりながら失敗しながら積み重ねてあげる。

しかし、『やらない』という《できない》は少し工夫が必要です。
特に1歳半近くなるとほとんどの子がこういう状況に少なからずなりますし
むしろ機能面が出来るようになって、お母さんがホッと一息つくようになると
こういった現象が出始めることもあります。

下に弟や妹が出来ると出てくる子もいますし、お母さんの心身の変化でも
出てくる子もいます。

まずは、『やらない』という意思を認めることです。
そうなんだねって一旦受け止めることが大事です。

今まで出来てたのに とか、
出来るのになぜやらない とか、イライラはあると思います。

けれども、『やらない』という《できない》を否定すると
トイトレはややこしくなります。
それは、親子の関係性の中で育むものだからです。

出来る出来ないだけにこだわらない

知らないからできないわけじゃないし
出来ないからやれないだけじゃない。

知っててもやらないという選択をすることもあるし
出来るけどしないよという決断もあるということ。
それが良いとか悪いとかじゃなくて、子どもにもそういう気持ちがあって
もちろん理由としては
「めんどくさい」という1単語に集約されるだけではありますが
それでも、そこには彼らの意志がある。

これをどう受け取るか。
全面的にOKを出すだけでいいってわけでもないです。

ただ、そういうこともあるよねって受け止めてから
じゃあどうしたらいいかな とトイトレを進めるのと
そこを見ずにただひたすら、出来るようにしてあげるアプローチをするのとでは
成果も今後の関係性の構築にも雲泥の差が出ると私は思っています。

出来たらOK
出来なかったらNG
そういう結果だけにこだわっていると見えないものがあります。

トイトレには、機能面を学ばせることと関係性の中で育むものがあります。
だから奥深いし、学びがたくさんある。

幼稚園や保育園など人任せにしていいものではないのも
理解できるかなと思います。

だからこそ排泄育児を楽しんでいこう♪
というkuccaの理念も理解できるかなと思います。

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