2024年12月【おむつをはずすということについて】

今月は2024年の締めくくりでもあるので、
改めて原点回帰のお話をしようと思います。

‟おむつ外し”とはなにか。

「トイトレ」とも言うし、kuccaでは「排泄の自立」を好んで使っています。

言い方はなんでもOK!
とどのつまり、おむつの中にしていた排泄を、トイレの中にするように変えるってこと。
もっともっと突っ込んで言うと、自分の力で排泄をするということになります。

おむつが取れればいい
トイレで用を足せればいい
ですよね。
全部そうなんですけども、その本質は一体どこにあるかというと
【自分で排泄をする】
というところにあるんです。

自分で排泄をする ことができるから
おむつが取れるし、トイレで用を足せるようになる。
ということ。

私がいつも伝えたいところはこの本質なんです。

なぜかと言うと、本質を見据えられると

何をすべきかが明確になる
今足りないアプローチが何か、そこから考えられる
からなんです。

トイレで出来るようになる
という事に固執すると
トイレに誘う方法を検索することになる。

そうじゃないですよね。
トイレにしてもらうのではなく
いや、そうなんだけども、そこじゃなく

【自分で排泄をする】ようにするには

が見えれば
「トイレに行きたくない子」という視点は一旦置いといて
「トイレ」に固執しないアプローチが考えられると思うんです。

私は、この考え方って、現代に生きる私たちにとってとっても大事な
考え方だと思っています。

今の世の中は、普通に生きていると、ここまでたどり着かないことが多い。

見た目的にも、状況的にも結果論だから

おむつ使わなければ、なんだっていい
お漏らしせず、トイレで出たらそれでOK

ってことになっている。

そこには
【自分一人で排泄が出来るようになったから】おむつが外れた
という【 】内が前提としてあるはずなのに
そこが見えてない、理解してない。

そしてこの前提や本質が見えるようになると
例えば、ある問題や困難の原因が4つ5つと混合していても
1つ1つ優先順位をつけて対処することができるようになります。

これはお客様で実際にあったことですが
9ヶ月男児
◆体重が増えない(母乳のみ)
◆離乳食が食べられない
◆発達ケアをしている
◆便秘
という状況のお子さんがいました。

ミルクを安易に足したくない(腸内細菌が乱れる)
更に便秘が加速する
離乳食を始めるのもいいが、始めたとて発達が遅れているので食べられない

じゃあどうしたらいいの~と、どっちつかずになりかねないですよね。
でも、これも【本質】を見つめられると、『今』やらねばならないことが
優先順位的にわかってきます。

これは私が提案した方法ですが、
1つ目に
①体重をまず増やす
9カ月の赤ちゃんで大事なのはエネルギーです。
体重が増えないという事は、「生きる」エネルギーが少ないということになります。
ここは一番大事なので、まずは腸内細菌の事を忘れてミルクを足す。

②発達ケア
排泄は、前提として身体が整っていなければ解決しにくいことがあります。
整っているとは、快と不快が感じられ、その違いも理解できる状態のことを指します。
快の状態でいれば赤ちゃんはご機嫌です。
でも不快の状態になると機嫌が悪くなります。
でもそれを繰り返すことは問題なく、むしろその快🔄不快の
入れ替えが大事になってきます。

しかし、不快の状態がデフォルトになっている赤ちゃんは常に機嫌が悪いです。
快の経験や、快が良いという事がわからないと、ずっと不快の状態になります。
更に、不快の状態が続きすぎると、不快すら感じないことになります。
そのような状態では、排泄の快・不快を育むどころではないのです。

なので、2つ目は発達ケア。
ただし、ウンチは3日まで。
4日以上溜めておくのは是が非でも避けてもらいたいので、
4日以上出なかったら、綿棒浣腸をお願いする。
目標は離乳食を食べられる準備期まで、からだの発達を追いつかせることです。

まずはココから!!
となります。

【本質】を見つめられると、『今』やらねばならないことが見つけられるようになります。
そして、順番に対応していくことによって、解決に導かれます。

おむつをはずすということについて、本題に戻すと
おむつをはずすということは、ズバリ!
【自分で排泄をできるようにする】ということです。

これに向かって

・紙おむつを使わない
・布おむつを用いてみる
・おまるを使ってみる
・声がけを工夫してみる
・ノーパンをしてみる
・ロードマップを活用する

という方法で実践していくということになるわけです。

今皆さんがそれぞれのお子さんと向き合っていて
「うまくできないな~」と思っていることがあれば、
まずは一旦いろんなモヤモヤを捨ててみてください。
うまくいかない時こそ本質を見つめ直してほしいです。

そして、
今の状態から
【自分で排泄をできるようにする】には
まずどうしたらいいだろうか?という思考で考え直してみてください。

・おまるに座らない
・事前報告しない
・できていたのにできなくなった

おまるに座らない子にどうしたら座れるようになるか ×
事前報告しない子にさせるにはどうしたらいいか ×
またできるようにするにはどうしたらいいか ×

これらの問題に対して一つひとつ原因を特定して対処するのではなく、
もっと前に戻って、
【今の子どもの状態】から【自分で排泄をできるようにする】には
≪何が必要か≫
を考えることがポイントです。

≪何が必要か≫も様々ですよ。
排泄関係の中にある場合もあれば、全然関係ないところに
その必要な何かがある場合もあります。

▶子ども自身の失敗という体験
が必要かもしれないし
▶お母さん自身に予定を入れないボーっとした時間
が必要かもしれない
▶今やっている上の子の習い事を少なくする
必要があるかもしれないし
▶食べているご飯の改善
が必要かもしれません

人によって答えは様々ですが、まずはこういうところから
おむつをはずすということについて考えてみてください。

排泄の自立にとっても役立つ思考ですが、
排泄の自立を終えた時、この思考が身に付いていれば、こどもの次の発達ステップでも必ずや役立つものです。

一石二鳥とはまさにこのことですねw

2025年に向けて、今月はこの辺りをまとめ
トイトレに向けて動いていきましょう!!

明確な問題や躓きがある人は、今月はこのことについても
考えてみてください。
相談ではこの辺りも希望者にはフォローしますので、
まずはご自身で考えてみてくださいね♪

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