いわゆるトイレトレーニングは、始めてすぐに完了するものではなく、
日々の小さな積み重ねの中で少しずつ進んでいくものです。
まだ入会して間もない方もいらっしゃるかもしれませんが、
これまでにたくさんの情報をコラムとして発信してきました。
10月は季節の変わり目で、生活リズムも変化しやすい時期。
そのタイミングもあって、ここで一度立ち止まって「ここまでできた!」を
振り返ってみるのにちょうどいい機会だと思いました。
今回は少し違った角度のコラムになりますが、
親子で一緒に「成長を見える化」して、
成功も失敗も大切な一歩として前向きに受け止める方法をお話ししていきます。
また、今月は課題以外にも《成長を振り返る》ことを意識して欲しいと思います。
🌱 成長の“見える化”
トイトレは「できた」「できなかった」だけで判断してしまうと、
親も子も疲れてしまいます。
多くの人がこのポイントで行き詰まり、先延ばしにしたり、コツコツ続けることを
諦めてしまう傾向にあると思います。
でも、その中にある小さな変化にこそ、大きな成長が隠れています。
まずは成長を明確にしていきましょう。
そのためには、成長と失敗のどちらもしっかりと書き記すことが大事です。
成功体験を書き記す
例えば
「おまるに座れるようになった」「興味を持つようになった」
「おしっこ前になんらかのアクションで教えてくれるようになった」
「出た後にわかっている素振りを見せるようになった」etc…
失敗体験の中の成長を書き記す
例えば
「間に合わなかったけれど、ちゃんと“行きたい”と伝えられた」
「遊びに夢中で漏らしてしまったけれど、その後“次はこうしようね”との声がけにうなずいた」
「おまるで出なかったけれど、座ることはできた」
「自分から布おむつを持ってくるようになった」etc…
つまりこの失敗に見える(結果としては、出来ていない)ものの中には、
『わかってはいる』、『やろうとした』というのが見えるはず。
これこそ、大きな進歩なのですよ!
親がこの視点を持てると、子どもの成長をぐっと前向きに感じられるようになります。
この視点がないと、どうしても結論や結果に左右されがちです。
「プロセスが大事」と言われても、腑に落ちにくいかもしれません。
・この子は、理解はしている
・やろうとしている
ここを、いかに見てあげられるかが肝となります。
(これは、子育ての軸でもありますよ!)
✅ 振り返りチェック
まずはしっかり振り返る。
これをやりましょう。
難しく考えずに、“できたこと・やろうとしたこと”を具体的に書き出すのがおすすめです。
例として、次のチェックリストを活用してみましょう。
🔎 振り返りチェックリスト
- □ おまるに座ることを嫌がらずにできる
- □ おしっこをためられる時間が少し長くなった
- □ おしっこやうんちの前に“サイン”が出るようになった
- □ 「出た!」と教えてくれるようになった
- □ 排泄に向き合う気持ちが見られる
- □ 成功したときに一緒に喜べた
- □ 失敗してもすぐ切り替えられるようになった
👆これは一例です。各自月齢によっても項目は変わってくると思いますが、
改めて
- 出来ていること
- 最近できるようになったこと
- できないけど、前向きなこと
- まだ全然できていないこと
などに分けてもOKです。
ここで注目!
大事なのは、「出来ていることの多さ」ではなく、
状況を明確にすることです。
なので、出来なことは何ができないか、出来そうだけど、前向きだけど
どんな状況なのかのプラスのコメントやメモを書いておくこと。
このように見える化すると、成長や課題が整理され、親の気持ちもずっと楽になります。
🌼 親子で楽しむ“ごほうび時間”も
成長を振り返るときは「結果」だけでなく「過程」も一緒に喜ぶことが大切です。
ネットでは、シール作戦が効くとか効かないとか論争がありますが、
そもそもシール自体に特別な意味があるわけではありません。
ただ、振り返る中でシールやスタンプを活用してみると、
“できた日”だけでなく“チャレンジした日”にも貼ることで
シール作戦もとても意味のある行動になります。
「がんばったね」「今週もチャレンジできたね!」と一緒に振り返る。
こうした積み重ねが、子どもの自信につながります。
同時に、親自身の子育てへの自信にもつながっていきます♪
トイトレは、一気にゴールにたどり着くものではなく、
「少しずつ」「ゆっくり」「一歩ずつ」進むものです。
失敗も成功も、すべてが子どもの大切な成長の証。
今だからこそ、「ここまでできた!」を家族で振り返ってみましょう。
今月は振り返り月間ですね♡
その一歩一歩を温かく見守ることが、子どもにとって一番の応援になりますよ♪

