《基本のキ コラムVol.6》ホーローおまるについて~おまるの歴史~

ホーローおまるの使い方動画もございます。

『ホーロおまるの使い方 🔰さんからOK』youtube掲載中

『おまるの座り方ポイント』

ぜひ併せてチェックしてみてください。
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ホーローおまるとは、kuccaでも取り扱っている、ホーロー素材の持ち運び可能なおまるのことです。

ホーローおまるは最近のもの、と思っている方も多いのですが、実はホーローおまるの歴史は意外と長いのです。
古代ローマ帝国の時代にさかのぼります。
当時のトイレは、まだ個室というのがなく、おまるにしていました。
それも、貴族は陶器製のおまる。ホーローは中流階級。労働階級の更に下層になると、
おまるすら使わず、道路の下水にそのままのスタイルという。
階級によって、排泄スタイルにも差があるという。もはや排泄は人権なんですよね。

ホーローおまるの原型は、ヨーロッパスタイルで、日本でもおまるのようなものはあったのですが、
あのような材質や形はせずに、樋箱(ひばこ)と呼ばれる木箱を用いていました。
箱には砂や土があり、排泄後そのまま捨てる、そして土に還る。
なんだか、猫を飼っていた時の排泄に似ていると思ってしまいましたが、
日本も平安時代までは、そのような排泄スタイルで、明治時代にようやくトイレの個室が出来上がりました。

またこれにも階級があり、下層階級のものは野しょん、野ぐそであるのは容易に理解できるかと思います。
ちなみに、今のような水洗トイレが出来たのは昭和30年代のこと。
それまでは、個室はあれど、ぼっとん便所がスタンダードでした。

歴史からひも解くと、排泄には尊厳が関わることが改めてわかりますね。
昔は高貴な人にしか、現代では当たり前に存在する排泄が、守られていなかったってことですね。

ということは、少しキツイ言い方ですが、
平等とされる現代でも、赤ちゃんだということで、自分でできない、わかっていないという
親側の傲慢な感覚で、排泄の尊厳が守られていないということも言えるかもしれません。

おむつにさせるのが悪ではありませんが、それを当たり前に思い、
忙しいから、今手が離せないから、紙おむつもったいない、もう少しいいかetc
という理由で、交換さえも先延ばしにすることに、そういう感覚にちょっと待った!ができると
それだけで違うかなと思います。

排泄の自立までに、おまるの中に排泄させることだけが正しい排泄ではないと思います。
しかし、歴史から見ても、わかるように、排泄行為は人権にかかわる、とてもとても大事なこと。

排泄の尊厳を守る正しい排泄のサポートをkuccaではしっかりと提唱していきたいなと思います。

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