最大のNGは、「できるように《させる》こと」!

今月は、これさえ手放せば、排泄の自立に、、、
いや!子育て全般に怖いものはなくなるという、最大のコツをお話しします!!

ズバリ!
できるように《させる》ことをしなければいいのです。

ちょちょちょちょ!ちょっと待ってと思った方がたくさんいらっしゃるかと思います。
更には、↑何度も読んで、捉え方が間違っているかな?
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
文字も間違っていませんし、おそらく捉え方も間違っていないと思います。

まさに、その通りなのです。

「できるように教えるのが親の役目じゃないの?」
「できるようにサポートするのが、正しいアプローチじゃないの?」
そう思いますよね。もちろん、その通りです。

でも、ここで重要なのは、「させられる」ことに対する子どもの反応です。

子どもは(大人もそうかもしれませんが)、「させられる」ことに非常に敏感に反発します。
特に、生理的な欲求に関しては強く反発します。

生理的欲求といえば、食べる、寝る、そして「出す」。
排泄は「出す」に当てはまるので、子どもが特に敏感になる領域です。

ちょっと想像してみてください。

「13時から会議だから、12時に排便しておいてください。」
「これから外出だから、5分後に排尿してね。」
「私が今からトイレに行くから、一緒に行こう!」

もし誰かにこう言われたら、どう感じますか?
そんなルールがあったら、嫌ですよね?そもそも無理な話ですよねw

でも、同じようなことを、つい子どもに言ってしまっていませんか?

「13時からお姉ちゃんのピアノだから、12時までにうんちしてほしいな。」
「外出前だから、早くおしっこして!」
「ママもトイレ行くから、一緒に行こうよ~。」

これらには、それなりの理由があることもわかります。
最初のは、「できたらいいな」程度の願いだし、強制ではない。
2番目は外出前の習慣づけのためもあるし、
3番目は一緒に練習するための方法の1つでもあります。

確かに、理由はわかりますが、子どもの気持ちを少しだけ考えてみてください。

2番目の例だと、
「これから外出だから、5分後に排尿してね」
→「いやいや、出ないし、そんな指示されても…」と思いますよね。

3番目の例だと、
「私が今からトイレに行くから、一緒に行こう!」
→「なんで一緒にやらなきゃいけないの?私には私のタイミングがあるのよ」と感じるはずです。

そう、こういうことなんです。

親の「教えなきゃ!」という気持ちはとても大切です。
しかし、その気持ちが強くなりすぎると、いつの間にか「させる」ことに重きを置くようになります。つまり、子どもにとっては「させられる」というプレッシャーがどんどんかかるのです。

そのプレッシャーは、子どもの意欲や興味、挑戦したい気持ちを簡単にへし折ってしまいます。場合によっては、そのプレッシャーにより、排泄であれば、排泄自体完全にシャットアウトしてしまう子もいます。
「ママに言われたから、もう嫌!」となってしまい、そこから進まなくなることもあります。
そうして、また進まないことに焦ってしまい、「できるようにさせよう(できるようにしなければ!)」とする悪循環が生まれてしまうのです。

これは、排泄の自立だけに限った話ではありません。子育て全般に言えることです。

宿題をさせよう、
勉強をさせよう、
習い事をさせよう、
お手伝いをさせよう、
スポーツを上手にさせよう…。

だから、SNSで「宿題をスムーズにさせる方法3選」とか「勉強が簡単にできる方法5選」なんて情報がバズるわけです。(バズるのは良いことですが…)

でも、もっとシンプルに考えてみましょう。
「できるように《させる》ことをやめる」だけで、子どもは自分のペースで進んでいくのです。

そのペースを尊重できる環境、そしてその子のやり方を尊重できる環境を整えることが、親の役割なのです。

今みなさんのお子さんはまだまだ「できるようにさせる」ことがスムーズに進むかもしれません。そんな月齢でもあります。

しかし、小学生や中学生になったときに、100人中100人の親がこの問題に直面することになるでしょう。

「早く勉強しなさい!」
「宿題しなさい!」と…つい言ってしまうのです。

この問題を解決する方法は1つ。排泄の自立期から、このアプローチを練習していくことです。

ただし、その過程で必ず出てくる課題があります。
「本人のペースに任せること」と、「これはダメ」という線引きです。

このバランスを取るのは本当に難しいですよね。でも、これもまた練習です。
やってみて、「これじゃダメだった」「ここで線引きが必要だ」と感じる経験を重ねることで、親も子も成長していくのです。

ですから、今この排泄の自立期から少しずつ練習を積み重ねていってほしいなと思います。

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あとね、、、長男との経験から思ったことなんですが、
親が教えることの筆頭は、
「出来るようにさせる」だけじゃないってことも
私としては皆さんに伝えたい。

出来ないことに向き合う。
出来ないあなたであっても、絶対に味方がいるんだよ
そういうのを経験することも、子育ての中でと~~っても大事だと思うんです。

ま、またこの話は、別途特別コラムにでも、あげますね。